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代官山リニューアルオープン・イベント:Daikanyama Renewal Event [イベント情報]

代官山リニューアルオープンイベント:Daikanyama Renewal Event
シンポ「代官山のこれからを考える」:Symposium “Daikanyama’s Future
於ヒルサイドプラザ(2008年4月4日):@Hillside Plaza (4/4/2008)

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パネリスト(左より):桑原氏、槇氏、寺田氏、椎原氏、北川氏
その他のパネリスト:朝倉氏、野呂氏、元倉氏、石原氏

シンポジウム「代官山のこれからを考える」
代官山ヒルサイドテラスのリニューアルオープン・イベントの第1弾として、「代官山のこれからを考える」というシンポジウムが、ヒルサイドプラザのホールで開催された。
まず、コーディネーターの北川フラム・アートフロント・ギャラリー主宰(アートディレクター)が、これまでの代官山の町としてのよさに言及した上で、特に震災にも耐えて生き残れる「村」、つまりアーバンビレッジとしての意識を持つこと、さらに地域の歴史や文化の発展に関するアーカイブを整備することの重要性を指摘。そのためにこの4月からヒルサイドフォーラムに図書館を開設し、都会の中で静かな落ちついた場所を提供するという意味も強調した。さらに集中と再開発が進む東京で、代官山のように頑張ってよい街づくりを進めている神楽坂と谷中からキーパーソンを招待したとの説明があった。

神楽坂のNPO「粋なまちづくり倶楽部」の寺田弘理事長は、花柳界のもつ「粋」や「もてなし」の伝統を受け継いだ街づくりを紹介し、特に昔ながらの路地の風情を大切にし、お祭りや芸能を通じて人々が時間をかけて交流することで、人口4千人の「村」を形成したいという希望を述べた。
それに続いて、谷中のNPO「たいとう歴史都市研究会」副理事長で谷中学校運営人でもある椎原明子晶地域文化研究所代表は、戦災を受けず古い建物が残っている谷中の町屋を保存するとともに、文化芸術活動などの場として活用し、特に若い人の間で地域の文化を継承し育むという独特の街づくりについてプレゼンを行った。

これに対して、地元代官山の街づくりの経緯について、「代官山ステキなまちづくり協議会」の石原貞治事務局長から、代官山がもともと住居地域で屋敷町でもあった歴史、およびヒルサイドテラスの開発の影響の大きさを指摘。その上で別々に発展してきた住民による街づくりと専門家による街づくりの動きが最近は一緒になって、さまざまな困難な課題に取り組みつつあることが説明された。
次に、ヒルサイドテラスと現在の代官山文化の生みの親ともいえる槇文彦槇総合計画事務所代表は、よい街を支える「日常性」の原点についての考え方を示し、特に日本の場合は地域の自然を大切にする気持ちと地域の文化を時間をかけて充実させていくことが重要であるが、その一方で最近はグローバリゼーションの進行によって各地域の「日常性」の原点が失われつつあることを指摘。よい街づくりにとってこれは大きな課題であると警告した。

以上のプレゼンに対するコメントとして、地元代官山の動きに関しては、まず桑原敏武渋谷区長が、改修後間もなく一般公開される旧朝倉邸が渋谷区の管理となるので、それを代官山の街づくりのためにうまく活かしたいと発言。それに続いて、野呂芳明立教大学教授が、代官山の「新住民」として、地域の伝統や文化について旧住民に対する聞き取り調査を行うことが住民全体に与えるプラスの意味を説明。さらに元倉眞琴スタジオ建築計画代表(東北芸術工業大学教授)は、代官山のような大都市のコミュニティが直面する空洞化現象は、過疎化する地方の村の問題とまったく同じであると述べた。
そして前半の締めくくりとして、朝倉不動産の朝倉健吾専務が、代官山はもともと住居地域であったこともあり、商売をやっていくのは大変で、住居のもつ特性を生かしつつ商売をやらざるを得ない結果として現在の代官山ができあがったことを指摘。さらにその過程で多くのキーパーソンとの「一期一会」の出会いが今日をもたらしたことを強調した。

さらに後半ではパネリストの間での興味深いコメントや討論があり、充実したシンポジウムであった。討論終了後、場所をライブラリーのあるヒルサイドフォーラムに移して、懇親会が行われた。

懇親会の様子@ヒルサイドフォーラム:Networking Party@Hillside Forum
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Symposium "Daikanyama's Future" @ Hillside Plaza Hall

On April 4, there was a symposium on "Daikanyama's Future" held at Hillside Plaza Hall as the first of the series of renewal opening events for Hillside Terrace.
First, Mr. Fram Kitagawa (Chairman, Art Front Gallery) referred to some desirable aspects of Daikanyama’s community development in the past, and emphasized the importance of sharing the sense of an "urban village," and having a community library for cultural archive purposes. In fact, by Mr. Kitagawa’s initiative, the Daikanyama Library is just opening up in Hillside Forum.

Then, two community leaders from Tokyo’s better neighborhoods, along with Daikanyama, made interesting presentations about their approaches to community development. Mr. Hiroshi Terada explained how the Kagurazaka district in Shinjuku Ward has been maintaining its tradition of “smartness” and “niceness” in the minds of residents, whereas Ms. Akiko Shiihara mentioned her efforts to preserve and utilize old “machiya” houses in the Yanaka district in Taito Ward, where young artists are actively participating in such community preservation efforts.

Regarding Daikanyama’s community development, Mr. Sadaharu Ishihara (Executive Director, Daikanyama Association of Suteki-na Machizukuri) pointed out the historical impacts of the development of Hillside Terrance on the predominantly residential community of Daikanyama, and the recent collaboration of residents and professionals in dealing with difficult issues facing this community. In this context, Mr. Fumihiko Maki, world renowned architect, representing the professional community of Daikanyama, expressed his view by picking a key word, “nichijosei” (that is, “usualness” or “naturalness”), which means respect for local nature and native culture, and warned that it is a serious challenge to nice communities like Daikanyama how to keep its “nichijosei” from being washed away under the pressure of globalization.

Then some comments were presented by four local members from the Daikanayma side. Mr. Toshitake Kuwabara, mayor of Shibuya Ward, said he would like to make use of the Old Asakura Residence in Daikanyama for community purposes; Rikkyo University Professor Yoshiaki Noro, as a “new community resident,” emphasized the meaning of his hearings from old residents about local traditions and historical events; and Mr. Tohoku Motokura, architect in Daikanyama and professor at the Tohoku University of Art and Design, pointed out the similarity between urban communities like Daikanyama and regional villages in terms of hollowing-out of residents.

The first half of the symposium was concluded by Mr. Kengo Asakura, director of Asakura Real Estate, who said that there was no choice other than mixing business and residence in community development, due to the predominantly residential nature of Daikanyama, and in the process it has been fortunate to have Mr. Maki and other key persons help develop a nice community.
In the second half, there were interesting and lively discussions among the panelists involving the audience. After the symposium, a networking party was held in Hillside Forum, where the newly opened library is located.

Daikanyama Library: http://www.hillsideterrace.com/topics/080310.html
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